気がつくとワンピースばかり買っている。

クローゼットの中にはいつ着るの?というものや、普段使いのものまで結構な数のワンピースがある。

なんでここまでワンピースを買ってしまうのだろう、と考えた。
多分その、ガバッと着るだけで、コーディネートが完成する手軽さと着心地のラクチンさが肝なのだ。

また、ちょっとしたお出かけにもフォーマルな席にも、どっちでも振れる使い勝手も魅力なのだ。

そして多分一番の理由は私の体型にある。

身体が一般女性の規格とは違う私にワンピースはフレキシブルに対応してくれるのだ。

怒り肩に、長い手、お尻より無駄にでかい下垂気味の(笑)乳、高いおへその位置など、全部優しく包み込んで隠してくれる。
ありがたや。

ざっと数えてクローゼットには12枚ぐらいのワンピースがある。
自分でもびっくりした。

定番の黒から、渋い緑青色、青鈍色、カーキ色、モノトーンのヒョウ柄まである。テクスチャーはそれぞれだ。

このワンピースでお呼ばれやご挨拶、入学式、卒業式、全て乗り切ってきた。だから、セレモニースーツなんて、かっちりしたものは持っていない。
アクセサリーやバッグなど小物でアレンジし、靴を合わせるだけ。
冬はタイツ、春夏はちょっと苦手なストッキングや、レギンスを履く。

あれこれ考えずとも、スタイリングはすぐ決まる。
先日もネットでポチッとしてしまった。
名目上は娘の中学の卒業式と高校の入学式だが、実をいうとただ単に欲しかっただけ。

家族がいない時間に試着してニヤニヤするのが愉しい。

一年半前、持病の薬の副作用で体重が人生マックスになった時には、手持ちのワンピースが入らなくて絶望感を味わった。

でも地道なダイエットでなんとか持ち直し、着られるようになった。
よかったよかった。

最近は家で洗えるものも出てきて嬉しい。ウールが入っているものはクリーニングが必要だけれど。

これで高いヒールが履ければ言うことなしなのだが、椎間板ヘルニアになったことがあるので、あまり高いヒールは怖くて履けないのがちと残念。

まあ、スニーカーに慣れきった足では、ヒールだとあまり歩けないけどね!

以上ワンピース礼賛でした。